事業紹介
卸売事業
当社は、国内外から水産物等を買付けたものや、販売を委託されたものを、せり売りや相対売りで仲卸業者や売買参加者等に卸売りをしています。
役割
公設地方卸売市場が生鮮食料品等の流通機構として果たしている役割は、主として次のことがあります。
- 集荷機能
国内外から大量、多種類の物品の集荷 - 分荷機能
多くの小売業者等への迅速で的確な分荷 - 価格形成機能
需要と供給を反映した公正な価格形成 - 決済機能
販売金額の迅速、的確な決済 - 情報伝達機能
需要と供給に係る情報の収集、伝達 - 災害時対応機能
災害時にライフラインとして機能
市場の一日
入荷、配列
物品の入荷は24時間体制で受付けており、取引きが行われる前日の夕方頃から続々と物品が運ばれ、午前4時頃には配列が完了します。
相対売り
午前5時から売手と買手の交渉によって卸売価格、数量等を決定する相対売りが始まります。
水産物せり売り
午前5時50分から水産物のせり売りが始まります(まぐろのせり売りは午前6時30分から)。それは、売手と買手が物品に沿って移動しながら卸売価格を決める『移動ぜり』で行います。
分荷、運び出し
相対売りやせり売りが終わると、卸売業者から購入した物品の分荷や運び出しが行われ、小売店の店頭に配送されていきます。
海外事業
現在は、取引先と共同で売買を行っております。現地で目利きをし、高品質なものをお客様に販売しております。